昔遊びのコマ,福笑い,お手玉

昔遊び コマ

コマのまわし方には指で回す方法とひもを使って回す方法があります。

 

☆指で回す方法

心棒部分を指先でひねる方法と両手で心棒部分をはさみ、こするようにして回すという2種類位です。
少し練習すれ回転させたり出来るようになります。

 

☆ひもを使って回す方法

指で回すよりも様々な回し方がありますが、指で回すよりも難易度は高くなります。ひもを巻きつけ、
それをほどくことで生じる力を利用してコマを回転させます。

 

 

基本は紐を直接こまに巻きつけて投げ飛ばす方法と心棒に紐を巻きつけて回す方法の2種類が挙げられます。

 

 

上手に回すには、太い紐でしっかりと固めに巻きつけないと回転不足で回らない事もあります。
コマが斜めになってしまう場合はコマを投げる時の姿勢やコマの投げ方に問題があるのかもしれません。

 

 

この二つはひもを用いる方法では基本になりますからうまくコマを回せるようにマスターしましょう。

 

 

懐かしい地球ゴマ、からくり独楽など、木製のおもちゃなどがあります。

昔遊び 福笑い

誰でも簡単に楽しめる福笑いは布などで目隠しをし、顔の輪郭だけを描いた紙の上に、
切り抜いた眉、目、鼻、口などを正しい位置に並べていく遊びです。

 

 

目隠しをしている為、見えないから自分の思ったように顔のパーツを置いていくので、最終的にとんでもないところに
置かれたりします。

 

 

その出来上がりを見て笑いながら楽しみます。代表的な顔は「おかめ」「おたふく」ですが、
アニメのキャラクターなどもあります。

 

 

福笑いの起源や目的は不明ですが、お正月に遊ぶことや、置かれた顔を見て笑うことから、
「笑う門には福が来る」のことわざのように笑顔を絶やさない家には自然と幸福がやってくるということで
新年の福を祈ったのではないかと思われます。

昔遊び お手玉

お手玉は小豆や大豆などを入れ、ちょうど手の中に入るくらいの小さな袋を、いくつか作り
、歌を歌いながら投げ上げたり、受け取ったりする遊びです。

 

 

お手玉は小さな袋を作るため裁縫や遊ぶ時には正座したりして遊びますので遊びを通して行儀作法を
身に付けることができる、女の子の遊びとしてきました。

 

 

日本では「隔世伝承遊び」(祖母から孫娘へと受け継ぐ)の代表として、お手玉の他に、「おはじき」「あやとり」などが
あります。

 

 

核家族が多くなり、地域でおとしよりがこの役目をされているところもありますね。どちらも楽しそうです。

 

 

現在では老人の痴呆症予防になると注目されています。お手玉は手先を使ったり、
歌に合わせたり軽やかな細かい動きがあるためです。